• 社会起業家の選定基準

    1. ソーシャル・アントレプレナーシップ (Social Entrepreneurship)
      高い社会的目標の実現に専念しており、かつ、問題解決を担う当事者に新しい可能性を提示しているか
    2. 問題解決のデザイン (Systemic Design)
      社会問題を構造的に把握し、それを持続可能なビジネスモデルで解決できるか。
    3. 支持基盤の強靭さ(Mobilization)
      問題の解決に関連するステークホルダーを巻き込み、セクターを越えた協働を生み出し、持続可能な資金調達を可能にしているか。
    4. 社会的インパクトの拡大への準備 (Readiness)
      有能な人材を継続的に確保し、無駄の無い業務フローや体制を整え、ITを通じて更なる効率化を図っているか
    5. サステイナビリティ(Governance)
      経営体制を補うアドバイザリーボード、ボードメンバを選定し、上位の人材の主体的な参画を可能にし、社会的変化を評価、計量、公表しているか、また、リスクを適切に評価・管理し、その対策を打っているか。

    対象とする領域に対して、1~3についての事前評価を行い、経営支援を通じて、4~5における変化を共に実現していくというアプローチが資金提供における基本スタイルです。また、資金提供の規模に応じて、外部選考委員を設け、より客観的な評価を行っています。