
2022年度までのインパクトの累計
Accumulated impact
6314万円
基金評価額
3111万
運営基金による助成予定額
3億4000万円
委託による助成金の取扱額(休眠預金等活用事業)
20団体
資金提供先団体数累計
177名
雇用創出数
18名
奨学金提供者累積
9.0点
資金提供先団体の十段階評価の平均(推奨度/NPS)
2022年度の主な取り組み
Highlight
2022年度は、引き続き、休眠預金等活用事業からの支援を受け、コロナ禍で職を失った若者の雇用の回復と地域課題の解決を料率する取り組みの支援を展開いたしました。
二年目の事業ということもあり、事業の効果や効率だけではなく、再現性や事業上のリスクに対する手当てまで可能になったことは大きな変化でした。プロボノ弁護士ネットワークのBLP-Networkと協働で資金提供先団体向けの研修も企画させて頂き、支援の厚みを拡充しつつあります。昨年度の事業の報告も成果を取りまとめていますので、ぜひ、ご覧ください。
一方で、2022年度はコロナ禍の支援からの卒業の年でもありました。緊急時の支援として取り組んできた災害時の雇用層創出手法の展開(Cash for Work)へのニーズが一段落したことも確認でき、平時の支援への転換を試みています。
弊財団で運営させて頂いているたつえ基金ではこれまで奨学金のあり方の転換を試み、また、公共の資金を活用した事業の評価においても新たなアプローチを提示しつつあります。
基金規模と推移
Amout of Our Trust (NAV)
基金規模は微増傾向を続けていましたが、基金の総評価額は順調に推移し、一定規模の助成原資を保有しています。また、2023年度には複合的な困難を抱える子どもたちへの早期介入を領域とした基金と企業出資による基金の設立を予定しています。
資金提供規模の推移
Amount of Grant Making
コロナ禍で休眠預金等活用事業の採択を受け、一時的に助成金の提供規模が拡大しました。
引き続き、休眠預金等活用事業とは連携を続けながら、長期的な資金提供のあり方を
財団収益と費用の推移
Profit and Loss of REEP Foundation
休眠預金等活用事業の採択および公益法人会計の適用によって、事業規模は飛躍していますが、最小規模の財団運営に加え、事業規模に応じた変動費の活用によって柔軟な運営を実現でき、わずかながらも、内部留保を蓄積しつつあります。
財団資産の推移
Balance Sheet of REEP Foundation
使途の定められた指定正味財産は主に休眠預金等活用事業でお預かりしたコロナ禍での支援に充当され、緊急支援からの卒業と共に残高が縮小しています。一方で、平時の支援の財源や使途の定められていない一般正味財産は増加傾向にあり、平時の支援モデルへの転換を果たしつつあります。