
たつえ基金
たつえ基金は教育の機会に恵まれない児童に奨学金の提供を行っています
設立者 小林辰重
故人は大正五年の生まれで、当時の女性としては先んじて、自らの努力を通じて、高等教育の環境を手にした女性でした。故人は初等教育を受け、その後、百貨店で事務員として働く中でわずかながらの収入を手にし、通信教育に投じ、高校卒業の免状を取ることになります。その後、故人は、戦時中の代用教員の経験を活かし、大阪府箕面市の自宅で塾を開き、裕福な家庭の子弟の指導をてがけました。故人による指導は、学力だけではなく、行儀作法にも定評があり、中学受験を志す児童や父兄の間で人気を博しました。
本基金は、教育の機会の格差の当事者として、また、その変革の当事者としての小林辰重氏の思いを引き継ぎ、故人の遺産を基金として運営し、その運用益を奨学金として提供するものです。
基金設立日
2015年9月2日
基金設立額
第1回 2017年 NPO法人トイボックス(大阪市)金30万円
第2回 2018年 NPO法人あっとすくーる(大阪府箕面市)金40万円(経営支援充当金10万円含む)
第3回 2022年 奨学金約50万円を8名の高校生に提供
第4回 2023年 奨学金約58万円を6名の高校生に提供
第4回 2024年 奨学金約58万円を6名の高校生に提供
助成履歴
第1回 2017年 NPO法人トイボックス(大阪市)金30万円
第2回 2018年 NPO法人あっとすくーる(大阪府箕面市)金40万円(経営支援充当金10万円含む)
第3回 2022年 奨学金約50万円を8名の高校生に提供
第4回 2023年 奨学金約58万円を6名の高校生に提供