基金の設立という解決策

基金の運用方法と利点―原資を減らすことなく長期的な支援を可能に

弊財団では篤志家からの委託を基に非営利組織を継続的に支えるための基金運営を行っています。弊財団の基金事業では、原資の保全を優先した投資運用がおこなわれ、そこから発生した運用益が非営利組織に継続的に助成されます。出資された原資は合意した委託期間を経過した後、篤志家に返還をさせて頂いています。


運用利率は4%/年を目標としており、運用益が目標を上回った場合に助成がおこなわれます。株式を主とする運用を行うため、目標利率を上回る場合も、下回る場合もありますが、公募信託を通じた分散投資を行い、リスクを可能な限り排除した運用を行います。基金の運用においては篤志家への金銭的還元は行われません。

非営利組織の選定にあたっては、篤志家の意志と弊財団のこれまでの支援の経験を基に非営利組織をリストアップさせて頂きます。篤志家は、資産の運用から非営利組織の選定、助成契約まで専門的な業務を財団に一任することができます。


助成先の選定方法―効果的な支援は信頼できる非営利組織との関係から

我々が最初に耳にする相談は「どの非営利組織を応援したら良いかわからない」という悩みです。しかし、日本では5万件をこえるNPO法人が活動しており、多くの分野で先駆的な成果を上げています。我々はその中から基金の趣旨に応じて有望な非営利組織の候補リストを作成することができます。我々はリストアップされた非営利組織から過去の事業の経歴や経営チームの状況を精査し、助成先を絞り込んでいきます。

優れた非営利組織は社会的成果の報告を行っており、年次報告を欠かすことはありません。我々はそのような公開情報を基に基金の趣旨と照らし合わせ、さらに、候補団体の経営能力を検討していくことにしています。最終候補先の選定にあたっては、篤志家と非営利組織の「顔の見える関係性」を目指しており、助成の確定前にできるかぎり非営利組織の事務所の訪問することを推奨しています。


基金組成実績―米国財団法人から国内の篤志家まで

我々は篤志家から拠出された資金を非営利団体へ助成させて頂いています。また、貢献を期待される分野によっては、より高い経営能力や持続可能性が求められることも少なくありません。我々は分野のプレイヤーや現状に応じて、適切な支援の方法をご提案させて頂きました。

基金名出資者概要対象となる社会的弱者
たつえ基金弊財団の趣旨に賛同する遺族運用益を関西を中心とする教育系NPOに助成教育機会に恵まれない子供たち
共創基金(親支援)財団の趣旨に賛同する経営者、シニアプロフェッショナル当該分野で急成長を目指す非営利組織・社会的企業への助成および経営支援を提供社会的困窮下にある児童とその擁護者
基盤基金財団の趣旨に賛同する経営者、シニアプロフェッショナル運用益を財団を通じた非営利組織の経営支援に充当国内の非営利組織や社会的企業
東日本大震災社会起業家支援基金日米の財団および在米日本人組織被災地で活動する非営利組織・社会的企業への助成および経営支援を提供。成長段階を確認した上で、追加助成東日本大震災における被災住民および被災地域に居住していた社会的弱者